WorkingCoupleLab

共働き夫の育児&家事。社内SEのプロジェクトマネジメント。

書評「ふたりの子育てルール」 親になることを知ってもらえない夫

ふたりの子育てルール

ふたりの子育てルール

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

うちの夫が喜んで家事をする理由。経済記者でありながら2人の育児に追われる著者が、共働き子育てのHow toを初公開。子育ての「大変」、「楽しい」に変わる。

【目次】(「BOOK」データベースより)
1 仕事と育児は両立できる!?
2 ふたりに必要なコミュニケーション
3 ふたりの家事分担、育児協力
4 これからのワーク・ライフ・バランス
5 父親も育児休業を取ろう
6 母親はなぜ仕事を辞めるのか
7 家事も育児もする夫を得る!
8 妻の家計責任、夫の家庭責任
9 よりいい職場環境
10 子育てはふたりだけのもの?

男性側の情報も多く載っているとっても役立つ本。母親が仕事を辞める理由に父親長時間労働がある。でもそれは見えづらく課題認識されていない。
 

・男性こそ仕事と生活の板挟みになる
全体を通していえるのは男性も女性と同じぐらい、またはそれ以上に家庭を重視したいと希望しているのに、その希望がかなえられていないということです。

男性は働くものという空気があり、希望が叶えられない状況である。

・親になることを知ってもらえない夫
 加えて男性の場合は、近いうちに父親になることを示す肉体的な変化がありません。自分から言い出さないと周囲には気づかれることがないのです。

はっとした!そうか!
言われるとそうなんだ。このことも男性の育児休業取得の難しさにつながっている。

・仕事を「時間」で評価する慣習の問題

短時間勤務というだけで成果に関わらず評価されにくいという問題。長時間労働して成果を残した人が昇進し、その人達が評価方針を決めているという現状があるので時間の問題は根深い。

・最初の課題は父親を夕食の食卓に返すこと
 父親を家族のもとに返すこと。より具体的には父親が家族と一緒に夕食をとれる時刻に帰宅できるように働き方を変えること。これこそ、CSRを意識する日本企業が取り組むべき課題ではないでしょうか。共働きでも多くの母親は、子供の夕食を作れる時刻に帰宅するので、やはり、課題は父親にあります。

この課題が多くの人は見えていないと感じる。自分もこの文章を読んで、あぁこういうことがCSRなんだと納得した。

「外せない会議はつくってはいけない」

ある男性は、「そもそも、外せない会議をつくってはいけない。仕事を一人で抱え込まず、常に同僚と情報交換して、もしものときは代わってもらえるようにしておく」ときっぱり。

仕事の基本的な考え方として日々情報共有しておくことがいかに大事か。



共働きに対する父親目線での違和感に気づけた本、共働きに悩んでいる男性にお勧めです。